実家の猫の体調が悪く、毎日ハラハラしている。
一日寝たきりでほとんど動かず、もうダメかも…
と思う日もあれば、そこそこご飯も食べて
元気に活動してくれる日もあり、日によって変動が激しい。
でももう9歳だし、劇的に回復する事はないのかも。
保護した時から猫風邪をひいていたしね。
病院へ連れて行ったり、少しでも食べてくれそうなご飯を
買うくらいしか出来ることがないので、無力感を感じている。
もっとお金があれば高度医療を受けさせてあげられるのにな、とか。
しかし、極力長生きして一緒に居てほしい と思うのは
私のエゴで、猫は短くても精いっぱい生きたい、延命治療
は受けたくないと思っているかもしれない。
病院へ行くこと自体が大変なストレスだし。
これは飼い猫が具合が悪くなるたびに思う事なんだけど、
以前の獣医さんは、野生動物は具合が悪くなればひとりでじっと
耐え、それでも治らなければその時はそのとき と言ってくれた。
(私があまりお金がないことを知っていたので)
胃ろうや呼吸器など、無理に延命をさせる事にも疑問は感じている。
「これが自分の親だったら?」「自分だったらどうだろう(意思疎通が出来る状態なら)?」
とか、猫の介護は親の介護の予行演習なのかもしれない(と、伊藤理佐も書いてたな)。
そしてきっと延命治療を受けさせても、それはそれで後悔する気がする。正解はなさそうだ。
ああ、それでも目の前で犬や猫が息を引き取るのはとても辛い。
動物なんて飼わなきゃよかった、と毎回思うのだ。
言い訳だけど、今まで飼った猫はすべて飼おうと思って
飼ったのではなく、家の裏でずぶ濡れで泣いていたり、
へその緒が付いたまま捨てられていたのをほっとけなくて
保護した子ばかり。
初対面なのに自分から「今日からここでお世話になります」って
入ってきた子もいたな・・・。