てきとうnote

発達障害の生き辛さあれこれ

「大人の引きこもり」見えない息子と暮らした母親たち 【読書】

図書館で借りたこちら。

タイトルにもあるように、

ひきこもっている“息子”を持つ母親にインタビューして

書かれた本なので、自分にはいまいちピンとこなかった。

もっと当事者がどう思って過ごしているのか知りたい。

 

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本当に、「大人のひきこもり」といっても

千差万別…十人十色?とにかく人それぞれなので、

全てが参考になるわけではないんだよなぁ。

この本は、最終的に支援者orひきこもり支援をしている

団体に連絡して、半ば無理やり外へ連れ出され、

なんとか就労に漕ぎ着けたところで終わっている。

もちろん、5年、10年先にどうなっているかはわからない。

 

中には悪質な引き出し業者として訴訟を起こされている

団体もあり、個人的には「うーん…自分じゃなくて良かった」

という感じ。

だっていきなり部屋に知らない人が来て、無理やりどこか

に連れて行かれるなんて恐怖以外にない。

別の精神疾患PTSD)患いそう。

 

ご本人の中には、あのまま部屋にいても歳を取るだけで

何も変わらなかったから、無理やりにでも連れ出してもらえて

良かった、と述べている方もいるけど。

うーん、私は絶対に嫌だが、いつまでも部屋から出てこない

子供のことを心配する親の気持ちもわかる。

部屋で大声を出して暴れる場合は、病院を受診

させてあげて欲しいけど。

ムリヤリ出すのはなぁ…。

 

一度実家を出て近くのアパートなどで一人暮らしをするのは

ありだと思う。親や家族から離れて暮らすのは色々な意味で

気付きがある。何が苦手なのかがより浮き彫りになる感じで。

私はピンポンが鳴るのが恐怖だった。あと虫。

 

数回行った当事者会でも、一人暮らしの方が

割と居たし。業者に高いお金を払わなくても、

市町村で見回りサービスみたいなのがあればいいのかもな。

一人暮らしのひきこもりへの訪問看護的なやつ。

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