てきとうnote

発達障害の生き辛さあれこれ

SF的解決方法

大阪の事件を受けて、私も真っ先に

かかりつけの精神科の間取りを確認した。

待合い室にも、診察室にも大きな窓があるし、

2階だからいざとなれば飛び降りて逃げられる。

たぶん大丈夫。

 

コロナ過の今は換気のせいで寒い位だけど、

大きな窓があるのは、火災のとき安心かもしれない。

もちろん、放火されないのが一番だが。

 

こういう犯罪を、未然に防ぐ方法は今のところ

ないし、精神疾患を持つ人(わたし含め)全員が犯罪者予備軍

と思われるのはとても不安だ。

 

マイノリティ・リポート』の様に、凶悪事件を事前に予測して

ギリギリで回避する…つってもこれには完全な予知能力

を持つ人がいることが前提。

映画の感想としては あの不思議な乗り物(ロケット?)が印象に残っている。結末は

すっかり忘れてしまった。

 

もしくは『リベリオン』式に人々が善も悪もいずれの感情も

抑え、極めてフラットな気分で生活するディストピアな世界しか

無いのだろうか。

これって伊藤計劃の『ハーモニー』も同じかも。

 

 

ちょうど未知のウイルスが蔓延した世界に生きているわけだし、

ちょっとした病気や不調なら体内のナノマシンがすぐに

治してくれるのは素敵だと思う。

コロナウイルス感染者の管理なんかも

とてもスムーズにできるだろう。

かといって、自分の感情も全てなくして生きていくのはな…

この物語の救いは、生府の管理を拒みナノマシンを受け入れず、

従来の人間として生きる人たちが残っているところ。

 

伊藤計劃が生きていたら、いまの世界をどう思って、

どんな作品を書いただろうか。

 

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