何もやる気が起きず、部屋で鑑賞。
4年前に見て、その時も「なんじゃこら」と思った
けど、2回観てもやっぱりよくわからなかった。
オリジナルの「サスペリア」は、全然怖くないし、バレエ団という割には
ダンスシーンが少ないなと思ったので、今回はダンスシーンが
豊富にあった。ただしコンテンポラリーの。
そしてジャケットにもあるこの衣装のインパクトよ。
若い娘にこの衣装を着させるのはどうなんだろう。
イヤらしさとは別方向に突き抜けすぎていて、ちょっと笑いそうになった。
オカルト的な怖さはあまりなくて(私がホラーボケしているだけかもしれない)、
最後の方だけゴアなシーンが集中しているが、全体的には
戦争の傷跡や70年代ベルリンの不穏な空気、息苦しさが伝わってくる作品。
トム・ヨークの音楽とティルダ・スウィントンは素晴らしい。
好きな作品だけど、なにしろ長い(2時間30分)ので、また
見返すか微妙。
何だかよくわからないけど、インパクトのある映画を観た人におすすめ。