急に寒くなったせいか、右腕の四十肩が悪化している。
いつもは腕を耳の横に上げると痛む程度。
でも今は、胸の上よりあげられない。
それはさておき、なんかこう、重厚でヨーロッパの美しい街並み
に溶け込む陰惨なミステリーが観たいなと思っていたら、
ピッタリなのを発見。
『特捜部Qカルテ番号64』
特捜部Qシリーズ、『檻の中の女』『キジ殺し』『Pからのメッセージ』
全部物凄い嫌ミスで、後味がめちゃくちゃ悪い。
でもつい見てしまう。
今回も、主役の刑事カール・マークはあえてなのか?と思うくらい
協調性がなく人当たりが悪い。
別に発達障害の特性みたいなのはないんだけど、
あえていうと、ただの人嫌いなのか。
古いアパートの取壊しの最中、壁の中から
ミイラ化した遺体が3体発見され‥‥
・・・・・以下ネタバレ・・・・
わかりやすく移民排斥、そして優生学がテーマ。
健康な自国民だけが子孫を残すべきという
考えは、恐ろしい避妊(不妊)手術の被害者を
たくさん生み出していて、今回の事件はその復讐。
ってことなんだけど、犯人、捕まえなくていいのか。
孤島の女子収容所もとても雰囲気があって怖い。
こんなとこへ送られる、と聞いたら大人しくなるわ。
そして女の子同士の駆け引きや裏切りも
含め悪意に満ちており、やっぱり後味が悪かった。
私は北欧ミステリーを見るといつも、
区別がつかなくて混乱する。