最近読み続けている大島清昭。
栃木県北西部の田舎町で、八人の女性が殺害された挙げ句、解体・遺棄されるという事件があった。その十五年後、肝試しに入った小学生が、同級生の生首を発見する…
『最恐の幽霊屋敷』と同じで、ホラーとミステリーの融合作品なのだが、
人が起こしたと思われるミステリーの部分はきちんと解明されてすっきりする。
個人的には「青いワンピースの怪談」が特に好きである。
短編集なので気軽に読めるが、すべての話がうっすら繋がっていて、
そこに気づいて最後にハッとしたりゾッとしたり。
かつて大量殺人があったお化け屋敷、
学校の怪談、きさらぎ駅のような異世界の都市伝説。
オカルト好きにはありふれた題材が、著者の大胆な
アレンジにより、かなり複雑で濃い味付けになっていて
飽きさせない。
メタ構造でもあるので、続けて読むと頭が混乱してくる
(そして私は登場人物の名前が覚えられない)
一話ずつじっくり読み進めるのがいいかもしれない


