なんだか疲れていてどうにもやる気が出ないけれど、
忘れないうちに感想を。
女性考古学者が自殺した父の遺志を継ぎ、
錬金術の秘宝「賢者の石」を探しに
パリのカタコンベへ探検しにいくというストーリー。
最初はホラーというより、『ダ・ヴィンチ・コード』の様な雰囲気。
B級ホラーだと思っていたら、意外ときちんとした
作りに感心し、とても面白く観られた(偉そう)。
そしてこれ、人間食べ食べカエルさんもコメントしていたけれど、
原題のAS ABOBE SO BELOWという言葉が大事なのであり、
地下の怪人・・・どれ?などと考えていると
訳が分からなくなる。
地下通路からさらに下の地下空間へ潜っていく
のは「ディセント」や「地獄の変異」などと同じ
体がハマってしまって抜けられない恐怖と隣り合わせ。
関係ないけど、クレイジージャーニーで最近観た
洞窟探検家の人もすごく怖かったし、
自分は絶対に行きたくないと思った‥
死が近すぎる。
もちろん怪我をしてもすぐに助けは来ないし、
そこにある筈のない黒電話やピアノの存在が
余計に恐怖をかきたてるのだ。
最初のクラブにいた美女がなんなのか
よくわからなかったけど(伏線なのかそうでもないのか)、
全体的に好きな作品だった。