新卒で入った会社を辞め、一時ひきこもりに近いニートを経験した
著者がアメリカの旅行会社で働く日々をつづったエッセイ。
ほぼひきこもりで大した就労経験もない私からすると、
あまりに生き方が違い過ぎて「凄い、でも自分には無理だなあ」
と思うことばかり。
一応「ギリギリ消耗しない」とは書かれているけど、
大変な努力をされてると思うので。
留学をしても、日本人同士で固まってしまい、
ほとんど語学を身に付けられなかったという話も
聞くし、現地で働けるまでには相当苦労があったはず。
というあたりもサラッと書かれているのだけど、
個人的にはニューヨークの物価の高さと
チワワサイズのネズミの話が印象に残っている。
海外旅行に行く予定はほぼないとは言え、
英語が話せたらなと感じることはあるので、
私も弟が置いていったTOEICの問題集でも
解いてみようかな。