てきとうnote

発達障害の生き辛さあれこれ

統合失調症の一族  遺伝か、環境か【感想】【読書】

長編かつ大作なので、まだ半分しか読めていない。

しかも精神的にキツイ内容‥。

 

とはいえ、気になるサブタイトルの答えは、

「両方」なんじゃないかと。

遺伝、環境どちらも深く発症に関係があるのではないか

と、医師でもなんでもない私は思う。

 

 

12人の子どもを持つ大家族のギャルヴィン家は、

その内の6人が統合失調症を発症し、それぞれの

人生を追っていくストーリーなのだけど、

そもそも12人兄弟姉妹というのが凄い。

第二次世界大戦の直後とはいえ、10人目を

産んだ時点で医師に止められているのに最終的に

12人兄妹に。

 

大家族ならではの貧困や家庭内でのイザコザはある程度予想がつくけれど、

なぜかこの家族では頻繁に殴り合いの喧嘩が発生していて、

末の姉妹にとっては家が安心できる場所ではなかった。

日本のテレビでたまに大家族ものをやるけど、

兄弟が多いからと言って、常に身の危険を感じるような

状況にはなってなかった気がする。

テレビで映さない部分を鑑みても。

 

そうすると、この家族の特異性が目についてしまう。

それが環境なのか遺伝的なものなのか

わからないけど。

 

とりあえず、面白いけれども

翻訳書特有の読みにくさと、医学的見解の述べられた部分

が難解で期限までに読み切れるか心配だ。

(図書館で借りた)

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