てきとうnote

発達障害の生き辛さあれこれ

親の老いが受け入れられない

これは、おそらく誰もが通る道なのだろうけれど、

同居し始めてからますます、両親の老いが気になる。

別居していた時も、会うたびに「老けたなあ」「もし他人だったら、

電車ですぐに席を譲るレベルだ…」と感じたことはあった。

 

母は耳が悪くなり、補聴器を付けていても

日常会話に苦労することが多い。

これがまた感覚過敏で音に敏感な私と相性が悪く。

特に気になるのが補聴器のハウリング

上手く耳にハマってない時?や、補聴器を電池などの傍に置くと、

高音のピー音が鳴り続けて辛い。

仕方なく補聴器の場所を探して電池と分離するのが

最近の日課

だって、そんな音、母には聞こえないのだから。

 

歩くのも遅くなったし、身長も縮んだみたいだし、

ニュースを見ていても内容が一度で理解できず

私か父が補足解説をすることが多くなったし…

とはいえ私の頭の中では今も、バリバリ仕事も家事もこなしていた

母(40代くらい)のイメージがずーっとあって、

昔はもっとしっかりして頼れる存在だったのになぁと思ってしまう。

 

いや、子供の私がどこに出しても恥ずかしくない

中年になっているんだから、

両親だって高齢者になって当然なのに。

40代の子どもの親が40代な訳ないだろう、と理性では

判っている筈なんだけど。

悲しいので、自分に更年期障害が出始めたことは

伝えていない。

 

親の老いが辛いのは、それが自分の未来に重なって見えるからだ。

数十年後、わたしもこうなるの?と。

だって今の母と、生前の祖母の様子がそっくりだからさ。

たぶん、まだ介護は始まっていないし、

両親との関係も断絶したりしてないぶん、わたしは恵まれているのだろう。

兄弟もいるし。

でもなあ、飼ってる猫ももう高齢だし、自分の老化とも戦わないとだから

年を取るって悲しい。

 

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