てきとうnote

発達障害の生き辛さあれこれ

発達障害⇒真面目系クズ の衝撃【感想】

なおりはしないが、ましになる1

私がカレー沢先生を知ったのは、東京都写真美術館の販促コミックだった。

なので最初はアート系のオシャレ漫画家さんなのかな、

と思っていたのだが、「ブスの本懐」などのエッセイを見て、

なんか違うぞ、と。 

f:id:spooky501:20210526220418j:plain

 

乙女ゲーが好きだったり、ひきこもりがちな事を

呟かれていたり、そして今回の発達障害コミック。

「か、カレー沢せんせい、あなたも?」と驚いて

すぐ購入した。

 

この中には、30代半ばで発達障害の診断を受け、

当事者会にも参加して、病気の様に治癒させることは出来ないけど、

なんとか生き辛さを解消して生きていくための(主に成人の発達障害むけ)

様々な試みが描かれている。

医師のコラムもあり、コミックエッセイにしてはかなり

専門的な文章多め。

f:id:spooky501:20210528213515j:plain


 

 

私が共感したのは、誰に、どこまでカミングアウトするか、のところ。

下手すると「面倒な自己アピール」と捉えかねられない。

これ本当に。

カレー沢さんはOLをしながら(過去に)作家として活躍していて、

こんなに才能のある人が?と思ってしまうけど、

本人の生き辛さは外側からは解らないのだ。

私も診断受けた時、長年の辛さの正体が分かって嬉しくて友人に言ったら

「気にし過ぎじゃない?」とか「全然普通だよ~」と言われて

落ち込んだ思い出が。

 

発達障害という言葉は浸透していても、その中の具体的な

特性(感覚過敏やら脳の易刺激性やら脳内が多動とかetc..)

は知られていないし、一言でこういう人です と説明

するには困りごとも多様性があり過ぎて難しい。

現代なら幼少期に診断を受けていたかもしれないけど、

本人の無理やりな頑張りによってなんとか学生生活を終えて

就職までしてしまうと尚更。

 

私は大学卒業で燃え尽き、その後一度も就職することなく、

余生を送ってるけれど。卒業後即引退or隠居。いまは長い晩年。

 

なんかもう、わかるーわかり過ぎるという部分がたくさんあったので、

続きは又。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 成人発達障害へ
にほんブログ村