NHKでまた精神科の長期入院ドキュメンタリーを見て
憂うつになっている。
今回は、慢性期病棟を閉鎖して、患者さんを
全員社会に復帰させようという試み。
別のドキュメンタリーでも見たけど、本当に
40年以上入院している人って、たくさんいるのだな。
長い入院の間、
実家に帰る外泊とかもさせて貰えなかったんだろうか。
そして入院期間が長ければ長い程、
社会に戻るのも難しくなる。
私は一度も入院をした事はないけれど、
20年近く向精神薬を服用しているので、
あとで重い副作用が出るんじゃないかと不安。
恐ろし過ぎるので考えないようにしているけど、
こういう番組を見るたびに不安が募る。
とはいえ、ひきこもりながらもソトで暮らしている
自分は幸せなのだと思う。
精神科のお世話にならない生き方が
できればその方がいいけど、なってしまったものは
仕方がない。
病院が全て悪い訳ではなく、精神科病院が少ない時代でも、
座敷牢や私宅監置などの習慣はあっただろうし。
むしろ病院で第三者の目に触れている方が安心…?
そして今日は満月(しかも年末)だったので、妙にソワソワ
して気持ちが落ち着かなかった。