ある日、全人類が突然広場恐怖症を
発症し、建物から出られなくなってしまうスペイン映画です。
パニック障害がだいぶ良くなっている私も、
主人公や他の人が外に出ようとし、パニック発作に
襲われるシーンはかなりザワザワしました。
見る時は注意が必要かもしれません。
シャマラン監督の「ハプニング」とかに近い感じ。
そもそも不安症の人は、戦争や凶悪事件など
ハラハラする映像(作り物であっても)が苦手
だと思うのですが、私は映画も小説も
基本ホラーかサスペンスなので、
最大にパニック障害がひどくて
家から出られない時も、怖くてグロテスクな映画ばかり見てました…。
あ、映画館そのものは今でも緊張します。
しかも、この映画は広場恐怖がなんらかの形で伝染します。
(パンデミックって書いてある)
貞子の呪いのように。パニック障害が感染したら嫌ですね。
感染させてしまう方もとても辛いです。
感染経路も不明だし集団ヒステリーみたいな?
まあ、最終的には少し救いを残して終わるのですが、
恐怖が自分の内側から来る、という部分に深く共感し
ゾンビとか殺人鬼とか居なくてもなんだか怖いんだ
脳が誤作動してる!感覚を
ちょっと思い出してしまった
映画でした。