来年遠方へ引っ越すことを友人に話したら、
「他に気軽に会う相手がいないのでとても残念」
とか
「いつかそうなるかと思っていたけれど寂しい」
と言われて少し驚く。
私など何人もいる友達の中の(それほど大事ではない)一人
程度だと思っていたからだ。
もちろん、社交辞令という可能性もある。が、
自分が友人からさほど重要な人間と思われていない
と思うのも自分の自己評価の低さ から来るのだろうか。
つい、「どうせ自分なんて、大した人間ではないし」
から始まり、どうせ誰からも大事にされない
居てもいなくても良い人間だ
という呪いを自分にかけてしまう。
本当はそうではないかもしれないのに。
小学生の頃、かるいいじめを受けていた
からだろうか。
どこへ行っても集団に馴染めず、
ひとりで浮いている記憶が多いからなのか。
大人になってひきこもるようになってから、
集団の呪縛からは解き放たれたけど、
周りから自分がどう思われているか
に勝手にマイナスの評価をつけてしまう癖は抜けない。